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大阪の商店や家電量販店では「一物一価」は通用しないという話し

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大阪では通用しない「一物一価」

ひとつの商品にひとつの価格設定という「一物一価」は、現代の市場ルールとして定着しておりむしろ当たり前のことですが、しかし、この当たり前のことが大阪だけでは通用しない。むしろ通用しないのが大阪のルールといえるかもしれない。

値切りは大阪では普通

大阪では、たとえ店舗側が一物一価を望んだとしてもお客が許さない。特に家電量販店では値切るのが普通。大阪のお客さんは「これ、まけてえな」と値切ってくる人も少なくない。そうなると店員もきっぱりとは断りにくいのだ。「かないませんな~」、「せっしょうな」と言いつつも譲歩していくことになるのである。9,800円の商品がお客さんの交渉術によって9,000円や8,500円になってしまうのが大阪なのです。

東南アジアやアフリカなどでは今でも値切るのは当たり前の話しですが、ここ日本の大阪以外では 店頭表示価格を基準とした商売を行っている。という事は大阪のみがアフリカ並みのルールがいまだ通用していることになる・・

大阪人はせっかちなのに

これは考えてみれば不思議な話しでもある。大阪人は基本的にせっかちだと言われている。せっかちならばさっさと買い物を済ませることが合理的な行動といえよう。それなのに時間をかけて値切るという行為に必死になる。なぜか?

大阪人がわざわざ時間をかけてまで値切るのは金銭的な動機以外にも目的があります。その目的とは、後で友人や家族に自分がいかにうまく値切ったかを武勇伝として語りたいからだ。目を輝かせながら自慢するのが大阪人なのだ。

大阪人にとっての値切りとは

大阪人にとっての値切りはレジャーのひとつという感覚になっているといってもよい。値切りは駆け引きとコミュニケーションを存分に楽しんでいるひと時なのです。あくまで値切りという行為を楽しんでいるのです。しかし、店側もそのあたりは心得ていて値切られることを前提とした値付けをしているともいわれています。

ただ、そんな大阪人でもTPOはわきまえていて、デパート、コンビニ、スーパーマーケットなどでは値切らない。かつて、「大阪人はデパートでも値切る」といわれていたが、さすがにそれは都市伝説のようだ・・・

 

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