今回は神戸のお隣にある大阪になりますが、ふらっと立ち寄った場所があるので案内させてください!
「通天閣」と「新世界」というと誰でも一度は聞いた事があるでしょう。
そうです、「じゃりン子チエ」の世界ですね。人情あふれる下町の代表といったところでしょうか。串カツにホルモン焼きなどのディープで美味しいお店が並んでいて歩いているだけでも楽しい場所ですね。
今回は近くを通りかかったので、フラフラとしてみました。
通天閣とは
通天閣は大阪の浪速区にある新世界という街並みのちょうど中心にある塔のことです。新世界のシンボル、いや大阪のシンボルのひとつと言っても差し支えはないでしょう。2007年5月には国の有形文化財にも指定されている浪速の人にとっては自慢の展望タワーで、休日となると観光客たちでにぎわっています。
表通りは観光客たちでにぎわっていて食べログなどでも見かける有名店なども数多くあり、ここ新世界でしか食べられない物も数多くあることでしょう。また、少しマニアックな体験をしたい方は表通りを外れて裏通りに行ってみるのも良いでしょう。小さな映画館や、少し入りにくい?ディープな食堂などもあって別の意味で面白い事は間違いありません。
ビリケンさん
出典:トラベルJP
ビリケンさんの特徴は、何といっても「尖った頭」、「つり上がった目」、「かわいらしい子供姿」です。足を前に出して座っていて、足の裏を「なでなで」すると願いが叶うといわれています。皆さんの願いも叶うかもしれません・・・
そんなビリケンさんも現在は3代目になっているそうですが、このビリケンさんが実は海外生まれだって知ってました?
1908年にアメリカに住むフローレンス・プリッツという女性芸術家が夢で見た幸福の神様をモデルとして製作したのが起源となっているそうです。
賑わうお店
お昼前の時間帯でしたが、すでに人もたくさん訪れていてお店の方も昼食ラッシュに備えて準備OKといった感じ。
「串かつのだるま」は有名なお店で、食べログその他でネットでも知られていますね。大阪新世界の名物ひとつ「串かつ」をいただける所ですね。
すでに8割ほどの席がうまっていました。
こんな派手なお店もありますよ。さすが大阪新世界で独特の雰囲気で記念撮影にもピッタリのお店かと思います。
串かつとホルモンの専門店「朝日」さんも有名店のひとつ。ホルモン焼きといえば、まさに「じゃりン子チエ」の世界で、そんな雰囲気を味わう事が出来るお店です。
あえてディープなお店で昼食
お昼時でお腹も空いてきたので昼食をとるお店を探したいと思います。ひとりでフラッと訪れただけなので表通りの家族やカップルでにぎわうお店に入るのも気が引けるし、どちらかというと先にも書いた裏道にあるディープなお店が好きなタイプなので、あえてほとんど観光客が通らない様なところでお店を探すことにした。
とはいえ、あまりのんびりしている時間もないので簡単に食事ができるお店がいいなぁと思いながらたどり着いたお店がここ!!
なかなかの外観でディープ感バリバリ!
これぞ求めていたお店です。こう言ってしまうと申し訳ないのですが、表通りのメジャーなお店はあまり興味がないかなー、といった感じの性格なのでごめんなさい・・・
メニューは手書きでガラスに貼り付けられているだけのシンプルなもので、お洒落なところは一切なし。ガラス越しに店内をの覗いてみると、すでに数人のお客さんがいる様でした。看板が無い様なのでお店の名前もよくわかりませんが。
では、店内に入ってみるとしましょう。ルンルン気分で!
店内に入ると立ち食いなのでカウンターがあり椅子はありません。カウンターはおそらく7~8人ほどでいっぱいになってしまうくらいの場所で昭和館たっぷりの店内。
壁にかけられているメニューも昔からそのままのもので、なんといっても値段が安い!きつねうどんは230円で食べる事ができる。
では、この「きつねうどん」を注文してみましょう。
カウンター内ではご夫婦でしょうか、お二人で切り盛りさてれいました。
手際よく慣れた手つきで出来上がっていき、1分もたたないうちに出来上がり、目の前にきつねうどんがやってきました。さすが立ち食い、早い!
実にいい感じのきつねうどんですねぇ。これ以上はないくらいのシンプルさを感じます。飾らずに昔から作り続けているものをそのまま提供している。
セルフのお水を冷水機で入れ、うどんには七味を少々かけていただきました。
味は見た目と同じくシンプルな味。(美味しくないという意味ではありません)
このシンプルさが今の時代には逆に美味しいと感じるのかもしれません。
激安230円で懐かしさと美味しさを味わう事ができましたね。
ご馳走様でした!!
このお店、「看板が無い様なのでお店の名前もよくわかりません」と書きましたが、後でネットで調てみると食べログや個人ブログなどでもよく紹介されいる様な有名店な事がわかってビックリ!店名は「三吉」さんらしいです。
まあ、新世界そのものが観光地の中でも十分にディープな場所ですが、その中でもさらにディープなお店を目指すというのも面白いのではないでしょうか。
大阪観光で外す事のできない通天閣と新世界、ぜひ訪れてみてください!!