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みんな大好き | 神戸牛(神戸ビーフ)の定義 神戸牛と呼ばれる牛は存在しない?!

神戸牛(神戸ビーフ)の定義

神戸牛(神戸ビーフ)は、世界各国に多く輸出されており世界的でみても知名度の高いお肉といえ、食通たちも好んで食べるお肉のひとつ。

しかし、そんな有名な神戸牛でも「神戸牛」の定義は? と聞かれると分かる人はほとんどいないのではないだろうか。この様によく考えてみると「神戸牛って何?」という素朴な疑問と神戸牛の魅力について書いてみたいと思います。

 

 

 

神戸牛と呼ばれる牛は存在しない?!

神戸牛以外にもいろいろなブランド牛は日本全国のさまざまな場所で育てられています。中でも有名なのは「松阪牛」や「近江牛」といったもので、牛肉になる生体つまり生きた牛にブランド名がつけられているのが一般的。

しかし、「神戸牛」は事情が違って実際に「神戸牛」という生きた牛はなんと存在しないのです!

神戸牛という牛が存在しないのに神戸牛を名乗っているという事になります。では、神戸牛というブランドは「インチキ?嘘?」なのかというと、そういう訳ではもちろんありません。

そのあたりを豆知識として説明してみたいと思います。

なぜ神戸牛という生きた牛が存在しないのか

さあ、なぜ神戸牛という牛が存在しないのにここまで世に知られる牛肉となったのでしょうか。それは神戸牛は認定制度によって決定されるからであり、それが高品質な肉質を維持でき、人気の高いブランド肉として有名になっている理由のひとつです。

そして、実は神戸牛と呼ばれている牛は「但馬牛」なのです。その但馬牛と名乗るためには肉質などの一定の基準があり、その見事に但馬牛に認定された牛がさらに厳しい基準をクリアしたところで、やっと「神戸牛」というブランドを名乗る事ができるというルールがあるのです。

審査基準は非常に厳しく、肉質や脂質はもちろんのことさまざまな条件をクリアしなければ「神戸牛」を名乗ることはできない。なので、本当の神戸牛は肉質の悪いものは存在せず、絶対に美味しいに決まっているのです。

この様な厳しい審査を通過した「但馬牛」を「神戸牛」と呼んでいることを豆知識として知っておきましょう。

 但馬牛・神戸牛の定義

但馬牛・神戸牛の定義

では、但馬牛と神戸牛がどの様な厳しい審査を経て消費者に口に入っているのかを考えてみましょう。

以下に、「但馬牛」と「神戸牛」の定義を説明します。

兵庫県産「但馬牛®」の定義

【第20条】

「兵庫県産(但馬ぎゅう )」とは、本県の県有けんゆう種雄牛のみを歴代にわたり交配した但馬牛たじまうしを素牛とし、繁殖から肉牛として出荷するまで当協議会の登録会員(生産者)が本県内で飼養管理し、本県内の食肉センターに出荷した生後28ヵ月令以上から60ヵ月令以下の雌牛・去勢牛で、歩留・肉質等級が「A」「B」2等級以上とし、瑕疵等枝肉の状態によっては委嘱会員(荷受会社等)の確認により判定を行う。 尚、兵庫県産(但馬ぎゅう)を但馬ぎゅう、但馬ビーフ、TAJIMA BEEFと呼ぶことができる。

 

神戸肉®・神戸ビーフ®の定義

【第21条】

「神戸肉・神戸ビーフ」とは、第20条で定義する「兵庫県産(但馬ぎゅう)」のうち、未経産牛・去勢牛であり、枝肉格付等が次の事項に該当するものとする。 尚、神戸肉・神戸ビーフをKOBE BEEF、神戸ぎゅう、神戸うしと呼ぶことができる。

〈1〉歩留・肉質等級 ・「A」「B」4等級以上を対象にする。

〈2〉脂肪交雑 ・脂肪交雑のBMS値No.6以上とする。

〈3〉枝肉重量 ・雌は、270kg以上から499.9kg以下とする。

         ・去勢は、300kg以上から499.9kg以下とする。

 〈4〉その他      ・枝肉に瑕疵の表示がある場合は、本会が委嘱した畜産荷受会社等  (委嘱会員)がこれを確認し、「神戸肉・神戸ビーフ」の判定をする。

 

引用元:  http://www.kobe-niku.jp/top.html

 いかがでしょうか。

神戸牛と名が付いた牛肉どれだけハイレベルなものなのかを理解いただけたでしょうか。

これだけ厳しい審査を受けているから肉質、味ともに満足できるものになっている。逆にいうと美味しくないという事はあり得ないわけですね。

 

 

神戸牛の美味しさに秘密

何といっても細かな霜降りが特徴の神戸牛のお肉。脂肪の部分が極上の質であり、融点が低いのも特徴のひとつで指で触っただけでもとろけ出すくらいの繊維の細やかさや、さしの入り具合も絶妙としか言いようが無く舌ざわりも味も他のものとは全く違うことが一口食べれば誰でも分かるレベルだ。

神戸牛は、数あるブランド和牛の中でも最も厳しいと言われる審査基準を乗り越えた牛肉であるため、安定した極上のお肉として世界中に広まっているのです。

まとめ

いかがでしたでしょか。神戸牛の豆知識としてお役に立てれば思います。

はっきり言って値段は安くありませんが、神戸に訪れた際は神戸牛のお店を訪れて少し贅沢な時間を過ごすのもよいのではないでしょうか。

ただ、最近ではかなり安価に神戸牛を提供するお店もあると聞いていますが、よく確認してからお店をチョイスした方がいいかもしれません。説明した様に厳しい審査を通過してきた神戸牛ですので安価はずがありあせん。ご注意を!

 

www.kimama-peace.com

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