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酒どころ灘の名産甲南漬の「甲南漬資料館」

甲南付けで有名な髙嶋酒類食品株式会社は、創業が明治3年で今も伝統的な製法を守り続けている。神戸市の東部に位置する酒どころ灘五郷のひとつである御影郷で、1930年施工(清水英二氏設計)された会社で、 国の登録有形文化財に指定されています。

 

今回は甲南漬の今日までの歴史がわかる「甲南漬資料館」を見学してきました。

甲南漬資料館 入口
甲南漬資料館 入口

昭和の雰囲気がただよう建物で、いい雰囲気の入口。

 

昭和5年に「甲南漬」の商標登録を行って、甲南漬の製造販売を開始て現在に至っている。お酒の名所である灘五郷からの酒粕を使用している事も甲南漬の特徴であり、実際に使用されていた道具などが多く展示さており、高嶋酒類食品株式会社の140年間にわたる歴史がわかる。

 

灘五郷とは

中も予想通りなかなかの昭和のレトロ感たっぷり。一直線に廊下があり、その両側が各展示室になっています。

 

展示室には甲南漬に関する道具や資料が展示されています。昭和初期?それ以前のもの?と思わせる数々の展示品が置かれている。

 

これはすごそうなレジスター。木造りで重量感を感じます。当時はめずらしく高級品だったのでしょうか。しかし、けっこう無造作に置かれていましたね(笑)

 

応接室も当時はハイカラなものだったのでしょう。デザインは今の時代でも十分に通用しますね。

画像左端をよく見ると「立体眼鏡」と書かれています。おそらく甲南漬とは関係ないのでしょうが、当時の高級娯楽のひとつだったのでしょう。しかし立体眼鏡ってだいぶ昔からあったんですねー!

 

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 甲南漬の原料のことや、だんだん漬かっていく様子がわかるようになっています。

甲南漬に含まれる少量のアルコールは身体によいといわれています。食べる直前に必要量を粕床から取り出し、粕をふきんで拭き取るか、水洗いして水分をじゅうぶん拭き取ってからいただくのが良いそうです。

 

 

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廊下を歩いていると最後に扉があったので外へ出てみると日本庭園があり見学させていただきました。この庭園を抜けて甲南漬物の売店舗へ行くことができます。

 

 

 

 店舗内は広く、甲南漬以外に東灘・灘の名産やお酒もありました。こんぶやみりん、しょうゆなども数多く取り揃えています。

 

アルコールの香りがかすかに残り、これはおいしい!あたたかいごはんが進みそうです。コリコリとした歯ごたえもいいですね。

 

おススメスポットです。ぜひ訪問してみて下さい




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