皆さんは3Dプリンターをご存知でしょうか?
まあ、今ではご存知の方も多いと思いますし、知らない人でも名前ぐらいは聞いたことがあると思います。
そのぐらい今ではメジャーな存在になった3Dプリンター。
面白そうなので購入してみました!
普通のプリンターと3Dプリンターの違い
プリンターも種類がありますので、素人ですが簡単に説明します。
一般的なプリンター
一般的なプリンターとはパソコンに接続して文書を印字したり、また写真なども印刷したりするのに使用するプリンターのことを指します。現代のプリンターは家庭用のものでも安価で高性能なために写真でもキレイに印刷する事ができますね。
ただ、大変キレイに印刷はできますが、通常のプリンターでは平面での印刷のみしか行う事ができません。
3Dプリンター
3Dプリンターの最大の特徴は、一般的なプリンターでは概念的に存在しない高さを表現することができます。
一般的なプリンターは、例えば同じ場所に何度文字を書いても平面のままです。これは当たり前の話しです。これは何故かというと、インクは液体なので何度上書きしても積層(積み上げ)させる事ができないためです。
ところが、3Dプリンターはインクの代わりにABSなどを材料にして印刷していきます。
ABSとは簡単にいうとプラスチック樹脂です。イメージ的にはノズルの先からインクを出す代わりに高温で溶かされたプラスチックが出てきて文字を書きます。プラスチックなのでインクとは違い、厚み(高さ)が出てくる事になります。
このプラスチックの厚みを積み上げ(積層)ていくことで立体を作ることの出来る装置を3Dプリンターと呼びます。
購入した3Dプリンター
購入先情報と価格
ググればたくさん出てきますが、やはりアマゾンが手っ取り早くて確実な様です。注文して2日ほどで届いたと思います。
ender3 pro という3Dプリンターを購入しました。価格は、29,800円(税込み)で購入しました。探せばもう少し安いところもあったかもしれませんが、そこまではしませんでした。送料も無料なのでお得です。
フィラメント(材料)
フィラメント(材料)は装置に少し付属しているのですが、一緒に購入しました。フィラメントの材質はいろいろあるのですが、一般的なのはABSとPLAで、ABSは変形しやすく初心者には扱いが難しい様なのでPLAをセットで購入しました。
実機で3Dプリントしてみる
まずはいろいろな設定
きれいに立体作品をプリントするためにはさまざまな初期設定が必要です。フィラメントの種類や造形する速度などといろいろとありますが、詳細説明のための記事ではありませんので今回は省きます。
3Dプリント開始
では、プリントを開始していきます。製作物はとりあえずネットで拾った3Dデーターをダウンロードして製作します。この3Dプリンターの改造用オプションパーツです。つまり自分を改造するためのオプションパーツを自分自身で作っていることになりますね。
ノズル温度、フィラメント設定、造形速度などの詳細を設定します。
いよいよプリント開始。まず、造形物を固定するためのベースを作っています。
次にいよいよ造形物を積層していきます。今回の設定では0.2mmづつ積層していきます。つまり0.2mmづつ積み上げていきますので、それなりの時間がかかります。
時間の経過とともに積層が進んでいるのが見てわかります。 造形中の糸引きが見られますが、設定などの調整次第で減少させることが出来る様です。
出来上がり!
完成まで約5時間かかりました。そんなにかかるのか!とビックりする方もおられると思いますが、なにせ0.2mm単位で積み上げていくのでこの程度の時間がかかるのは一般的です。例えば、オリジナルのボタンの様な小さなものであれば30分程度で出来上がり、大きくなればなるほど時間がかかると思ってよいです。
これから勉強していろいろなものを作ってみたいと思います。
物作りが好きな人にはおすすめの商品ですね。
けっこう遊べますよ!